【中国雑感コラム】W杯日本代表チーム ブラボー‼

作者:TJCC日付:2022-12-26 14:01:00

中国雑感コラム「W杯日本代表チーム ブラボー‼」

 

4年前の2018年7月号の本コラムで、前回のW杯ロシア大会を取り上げたが、今回のカタール大会も多いに盛り上がり、筋書きのない激闘が展開された。

2018年当時、日本は「FIFAランキング」61位(出場32ヶ国中30番目)で、前評判は低かったが、アジアで唯一決勝トーナメントに進出、優勝候補ベルギー(同ランク3位)と激闘を演じ、最後アディショナルタイムで惜しくも負けて“初のベスト8”を逃した。また、カタールと言えば、1993年W杯アジア最終予選でイランにタイムアップ寸前に同点とされ、当時初のW杯進出を逃した“ドーハの悲劇”は日本のサッカー史上の大きな出来事であった。どちらも最後の数分(数秒?)で上のステップを逃した。

今回日本は「FIFAランキング」24位で、グループステージで強豪ドイツ(FIFAランキング11位)、スペイン(同7位)を撃破しグループステージを突破、世界を驚かせた。スペイン戦では、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によりボールがゴールラインを割ったかどうかの判定の結果、ライン上にボールが残っていたという判断で、ゴールが認定「三苫の1ミリ」され勝ち越し、グループステージを1位通過、今回は“ドーハの歓喜”をもたらしてくれた。

競技規則では第9条に「グラウンド上または空中で、ボールがゴールラインまたはタッチラインを完全に越えた」時がアウトオブプレーと記されている。つまり白線の延長上に、少しでもボールの一部が触れていれば、「ボールインプレー」となる。三笘選手がボールを蹴った場面、白線上から切れたようにも見えたが、上空からボールに正対した位置ではボールが白線上に触れていると認定、最新技術に救われた。

日本代表チームは世界の予想を裏切りベスト16入りを果たし、前回準優勝のクロアチアと対戦、延長戦でも決着つかずPK戦で敗退、またしてもベスト8の壁は破れなかった。決勝のアルゼンチンVSフランスもPK戦の末、アルゼンチンが36年ぶり3回目の優勝を飾り1カ月間の幕を閉じた。

今回日本代表チームは目標“ベスト8”突破を掲げていた。そこにある“新しい景色”は見られなかったが、明らかに日本のサッカーは進歩し実力も世界トップクラスと言え、新時代を築くものであった(森保監督の言葉より)。日本国民に感動と勇気、そして誇りを与えてくれた。
4年後が楽しみである。日本代表チーム ブラボー!!(NT)

TJCCコンサルティンググループ 田辺尚裕