【中国雑感コラム】話題のChat GPTを使ってみた！

中国雑感コラム「話題のChat GPTを使ってみた！」

昨年11月の公開から全世界で注目されている対話型AI「ChatGPT」は、OpenAIによって開発された自然言語処理の人工知能で、大量のデータを学習することで、最新のトレンドやニュースにも対応、人間と自然な対話を行うことができるとのこと。使用するメリットとして次の点などが挙げられる。

・作業効率化 - ゼロから文章を作成する場合と比べて作業効率化が期待

・膨大なデータから情報収集 - Webサイトを検索しなくても欲しい情報が得られる

・ストーリーのアイデアをもらえる - 即座にストーリーを考えて提示

・悩みの相談相手 - Web上の膨大な情報を基に悩みへの回答をもらえる

実際にいろいろと質問して使ってみたが、即座に回答があり、非常に便利である一方、最新データが反映されていない場合や必ずしも正確ではない場合があり、内容確認が必要である。試しに３月２２日のWBC決勝の前日に次の質問をしてみた。

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【自分】明日WBCの決勝で、アメリカと日本が対戦することになりましたが、どちらが勝つと思いますか？

★私は、どちらが勝つかは予測できません。野球は予測できないスポーツであり、試合の結果は常に予想外の展開を見せることがあります。アメリカと日本は、両方とも強力な野球の伝統を持ち、優れた選手たちで構成されています。そのため、どちらのチームも優れたプレーを見せることが予想されるので、素晴らしい試合になることは間違いありません。

【自分】そうですね。日本を応援したいと思います。ありがとう！

★どういたしまして！楽しい試合をお楽しみください。日本が勝つことを願っています！

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非常に優等生でカワイイ反応であった。

企業、学校教育、執筆等多くの場面での有効利用が期待されるが、イタリアやアメリカの一部企業では利用制限を行なったり、日本では文科省が学校でのChatGPT取扱いに関するガイドライン策定を検討中であったりする。中国では百度が中国版チャットGPT「文心一言(アーニーボット)」
を発表するなど、今後も目を離せない。（NT）

TJCCコンサルティンググループ　田辺尚裕